会長挨拶

公益財団法人 北海道対がん協会
会長 長瀬 清


 この度、歴史と伝統ある北海道対がん協会の会長に、菊地浩吉先生の後任として就任いたしました。
 北海道対がん協会は、日本最初の対がん協会として昭和4年に創立され、以来幾多の困難に遭遇しながらも偉大な先人達により、85年の長きにわたり、がん及び生活習慣病の予防と治療及び研究に関する各種事業を実施し、本道の公衆衛生の向上とともに道民の健康の保持増進に寄与してまいりました。
 現在、我が国では、国民の二人に一人ががんに罹患し、三人に一人ががんで死亡する時代を迎えています。また、人口の高齢化が進む中、生活習慣病を予防し、健康寿命の延伸が求められています。そうした中、北海道では、広大で寒冷積雪な中にあって、医師や医療機関が都市部に集中するなど、地域偏在が顕著となっており、道民が等しく医療を受けることが難しい環境となっています。
 このため、北海道対がん協会では、平成24年3月19日に北海道知事の認定を得て、「財団法人」から「公益財団法人」に移行したところであり、今後共、がんや生活習慣病に関する正しい知識の普及啓発、検(健)診及び調査・研究により一層取り組んでまいります。
 特に、検(健)診については、精度管理の向上を図り、来所はもとより、送迎による施設検(健)診や検診車による巡回検(健)診を実施するなど、道民の方々がどこに住んでいても安心して検(健)診が受けられるよう、今まで以上に公益財団法人としての自覚を持ち、与えられた役割を十分に発揮し、道民の方々の健康の保持増進に積極的に貢献してまいります。
 今後共、職員一同全力をあげて取り組んで参る所存でありますので、これまでにも増してご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。