がん検診について

がん検診はなんのため?

北海道は75歳未満のがん死亡率が全国ワースト2位となっています(2023年度厚生労働省 人口動態統計より)。
現在ではがんは早期発見すれば根治が望める、決しておそろしい病気ではありません。しかし早期がんは自覚症状がないことがほとんどのため、症状が出て病院を受診したときには既に進行がんとなっていることが多いのです。

がん検診は自覚症状がないうちにがんを発見することが一番の目的です。

現在日本では、胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がんの5種類のがんの検診が推奨されており、当センターでも基本的にこの5つのがん検診を行っています。

(*それぞれのタイミングで助成費用が出る場合がございますので、お住まいの市区町村にお問い合わせください)

その他のがんの検診についてはオプション検査をご参照ください。
 

なぜがん検診をうけたくないのか?

アンケートによる、がん検診を受けたくない理由ベスト3は以下の通りです。(広報誌「厚生労働」より)
①  受ける時間がないから(28.9%)
②  健康状態に自信があり、必要性を感じないから(25.0%)
③  心配なときはいつでも医療機関を受診できるから(23.4%)

さて、ひとつひとつみていきましょう。

①  受ける時間がないから

→ 実際はそれほど拘束時間は長くありません。その日の混み具合にもよりますが、大体60-120分であり、5種類のがん検診を受けても午前中には終了します。
平日お時間がとりにくい方には、土曜検診・日曜検診も行っております。

②  健康に自信があるから

→ がんは、運動をしていても体力があっても、関係なくかかります。健康な人が受けるのが検診です。
進行がんがみつかった方がよく言われるのが「生来健康だったから病院にかかったことがなかった」です。それは、「健康だった」のではなく、「健康かどうかを調べていなかった」ということなのです。
定期的に検診を受けて、ご自分の体がきちんと「健康であること」の確認をお勧めします。

③  心配なときはいつでも医療機関を受診できるから

→ 前述のとおり、早期がんにはほとんど自覚症状がないため、心配になったときにはがんがすでに進行していることが多いのです。そうなる前の症状がないときに受けるのが検診です。
検診でがんが見つかった方は、ほとんどが治りますが、症状が出てからがんが見つかった場合は、半数の方が亡くなると言われています。
また、病院でそれぞれのがんを調べようとすると、がんの種類ごとに複数の科を受診しなければならず、非常に時間と費用がかかります。(胃がん・大腸がん→消化器内科 肺がん→呼吸器内科 乳がん→乳腺外科 子宮がん→婦人科)
検診を上手に用いるのが、タイムパフォーマンス・コストパフォーマンス共に優れている方法です。