胃がん検診

一次検査

一次検診は、バリウム検診を行います。
胃がんは胃の内側の壁(粘膜)から発生します。胃の壁はそのままでは、X線写真に写らないので、バリウムを使用して撮影します。また様々な角度から胃の壁を写すために検診台の上で体の向きを変えながらX線写真を8枚撮影します。

食物がつかえる、飲み込みづらい、便秘といった症状がある方、またはバリウムの検査を受けることが出来ない方は、胃内視鏡検査をおすすめします。(食道については、胃のバリウム検査では、不十分です)

検査前日

午前中に検診を受ける方
前日の夜9時以降は食事をしないでください。
食事以外に、タバコ、ガムも口にしないでください。胃液がでて検査に支障が出る場合があります。
水は飲んでもかまいません。
午後に検診を受ける方 (釧路は未実施)
(午後に検診を受ける方への注意事項をご提供いただけますか?)

検査当日

検査の2時間前までは、コップ1杯程度の水は飲んでもかまいません。それまでに通常、服用している薬は飲んでください。ただし、糖尿病の薬は主治医にご相談ください。

午前中に検診を受ける方
朝起きてから、食事は摂らないでください。
午後に検診を受ける方 (釧路は未実施)
当日の朝7時半以降は食事をしないでください。
それ以前に朝食は軽めにすませ、バター、クリーム、牛乳などの乳製品は取らないでください。
タバコ、ガムも口にしないでください。
服装について
金具のついた服・金ラメの模様などを避けてください。

検査の流れ

受付・問診が済みましたら、検査をします。

  1. 発泡剤を少量の水またはバリウムで飲みます。
  2. バリウム (130~150cc程度) を飲み検査を始めます。
  3. 検査台が倒れ、体を仰向けやうつぶせ、左右に回転するなど様々な角度から8枚の撮影を行います。

検査後

検査の前にお渡しした下剤を飲んでください。又その日は水分をたくさん取ってください。発泡剤とバリウムでお腹がふくれていますが、落ち着きましたら食事を取って、腸を動かしましょう。検査した日の夕方・次の日の朝には白いバリウムが混在した便が出ます。日頃、便秘がちの場合は運動《歩く等》をしたり、水分を多く取るよう心がけてください。腹痛などの症状が続いた時は最寄の医療機関又は検診センターにご相談ください。

結果

結果通知は郵送にてお知らせします。

精密検査

胃がんの精密検査は、胃をほぼ実物大で写す直接X線撮影や胃カメラ(内視鏡検査)などが行われます。胃の一次検査の結果、要精密検査となった方は必ず精密検査を受け、胃に病気がないか確認することが大切です。

受診上の注意とお願い

  • 午前中に受ける方は、前日の夜9時、午後に受ける方は、当日の朝7時半以降は食事をしないでください。また、タバコ、ガムも口にしないでください。
  • 検査の2時間前までは、コップ1杯程度の水は飲んでもかまいません。それまでに通常、服用している薬は飲んでください。ただし、糖尿病の薬は主治医にご相談ください。
  • 午後から検査を受ける方は、朝食は7時半までに軽めにすませ、バター、クリーム、牛乳などの乳製品は取らないでください。(お水は、11時までは飲んでもかまいません)
  • バリウム終了後、便秘をすることがありますので水分をできるだけとり、食事も早めにし、適度な運動をしてください。なお、下剤もお渡ししています。
  • 食物がつかえる、飲み込みづらい、便秘といった症状がある方、またはバリウムの検査を受けることが出来ない方は、胃内視鏡検査をおすすめします。(食道については、胃のバリウム検査では、不十分です)
  • 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は、受診しないでください。
  • 保険証をご持参ください。