マンモグラフィ検査
SMG(乳房X線撮影)とは?
乳房のX線写真を撮影する検査で、乳がん検診をさらに精密にするために行うものです。欧米諸国では最も一般的で、乳がん死亡を減少させる効果が得られています。日本でもマンモグラフィ検診で発見された乳がんは早期がんが多いと報告されています。
マンモグラフィは毎年撮るもの?
マンモグラフィ(乳房レントゲン写真)は2年に1回受診することをおすすめします。毎年受診することを希望される方はお申し出ください。
自己触診
自己触診の方法(乳がん)
乳がんは自己触診で発見できるがんです。
早期発見のために自己検診を習慣付けましょう。
(生理が終わった1週間後に、閉経後の人は日を決めて、毎月行ってください。)
※自己触診だけでは不十分です。必ず定期検診を受けましょう。
- 両手を下げたまま、左右の乳房や乳首の形を覚えておきます。
- 両手を上げて正面・側面・斜めを鏡に映し、下記のことを調べてください。
- A 乳房のどこかに、くぼみ・ひきつれたところはないか?
- B 乳首がへこんだり、湿疹のような、ただれができていないか?
- あおむけに寝て、右の乳房を調べるときは右肩の下に座布団か薄い枕を敷き、 乳房が垂れず胸の上に均等に広がるようにします。
- 右乳房の内側半分を調べるには、右腕を頭の後方に上げ、左手の指の腹で、 軽く圧迫して、まんべんなく触ります。
- 右外側半分を調べるには、右腕を自然の位置に下げ、やはり左手の腹で同じようにまんべんなく触れてみます。最後に脇の下に手をいれてしこりがあるか触ります。
- 乳房を指先でつまむようにして調べると、異常がなくてもしこりのように感じますから、必ず指の腹で触ってください。
- 右の乳房が終わったら,左の乳房も同じ要領で触診します。
- 左右の乳首を軽くつまみ、血のような異常な分泌液が出ないかを調べます。
- 毎月自己触診をしているうちに自分の乳房の状態がわかり、異常を早く見つけられるようになります。
『異常に気づいたときは、早めに専門医の診察をうけましょう。』
セルフチェック(自己検診方法)
9つのステップ正しく身につけて!